EPC (Energy Performance Certificate)とは?・2018年4月より基準改定。

EPCとは、Energy Performance Certificateの略で、物件の省エネ性を示したレポートである。2007年より下記のようなチャートがついているEPC Certificateが売買や賃貸をするのに必要となった。取得は簡単で色々な業者が£60-100ぐらいで行ってくれる。EPC Assessor という調査士が10分ほど訪問して終わる。

 

EPCは規定に沿って調査項目をシステムに打ち込んで数値をだすような方法が取られているようで、どこまで正確に省エネ性がわかるのかは、疑問であるが、家主として知っておきたいのは下記だと思う。

  • 取得費用:£60-100
  • EPCは物件を賃貸・売買に出す前に必要
  • 期間:一回取得してしまえば10年間取得不要
  • Rating F 以下は賃貸にだせない(2018年4月より)

【TripAdvisor】

EPCを自分の物件で取得したか覚えてない場合・レポートが見つからない場合

EPCは基本的に2007年以降は物件の売却にも必要なので、2007年以降に物件購入した人は前の売主が取得していると思うが、もう既に10年ほどたっているので、EPCが切れ始めている物件もでてきているだろう。また、今後EPCの取得だけではなくレートも確認しておかないといけないので、以前に取得したが手元にない人は下記のMinistry of Housingのサイトからダウンロードできる。このサイトにない場合は、残念ながら以前に誰も取得していないという事になるので、物件の貸し出しや売却を検討されている方は、EPCの取得が必要になる。

EPCのダウンロードサイト

左側のメニューバーからRetrive Report Using Property Addressを選択し、物件のポストコードを入れれば、該当物件のリストが出てくるので、そこから自分の物件を選択するとダウンロードできる。

 

2018年4月から導入されるMEES (Minimum Energy Efficiency Standard)って何?

2018年4月より前述のとおりEPC取得だけではなく、現在のレートがE 以上でないと貸し出しができなくなる。新しめのマンションなどはレートが高い傾向にあるが、古い物件を貸し出しする際は今一度EPCを確認してみよう。ARLA PropertyMarkによると英国で400,000世帯ほどは、規定値を下回る事になるらしいので必ず、自分の物件のレートがいくつなのか、把握しておいた方がいい。現在、E 以上あれば問題ないが、将来EPCの期限であれる10年が過ぎた際にEPCを取り直さないといけないが、取り直した際に同じレートがもらえるわけではない。EPCの審査基準は年々変わってきているため、今までEだった物件が10年後はFになる事もあるらしい。

 

レーティングが F / G の場合

EPCのレートがFやGだった場合、今後貸し出しができなくなる。EPCの数値を向上するアドバイスはEPCのレポートの2枚目に記載があるので、そちらを参考に物件の改善ができないかを確認してみよう。また、EPCの調査が行われてから家を改築、リノベーションや暖房器具・ボイラーなどを新しくしている場合は、レートが上がっている可能性もある。私の家も購入時はEPCがEであったが、改装をし、ボイラーなども30年以上前のものだったので新しいものに変えたところEPCのレートがDとなった。それでもE以上にならなそうな場合は、Eco-Energi社など省エネ性をあげる対策をしてくれるサービスもあるらしい。

MEESについての詳細ガイドラインは下記の政府サイトからPDFをダウンロードする事ができます。

参考:GOV.UK – Guidance to landlords of privately rented domestic property on complying with 2018 Minimum Level of EPC band E.