物件の所有権の種類 Freehold ・ Leaseholdとは

英国の物件の所有権の種類には基本的にFREEHOLDとLEASEHOLDという形態がある。

Freeholdというのは、建物全体の完全な所有権を意味するので、一般的に一軒屋などはこの類になる。Freeholdの所有権を持っていれば、土地も建物も完全に所有している形となる。一方、複数世帯あるマンションやアパートなどは、Freeholder (Freeholdを持っている人)とLeaseholder (Leaseholdを持っている人)と別々になるケースが一般的である。マンションで言えば、Freeholdの権利は、建物を所有する会社などが持っており、それぞれのフラットを分譲者にLeaseしているという形が取られている。リースというと貸し出ししているだけと思うかも知れないが、日本の分譲マンションと同じようにLeaseholdの所有者には権利がある。

リース期間は最長999年

このLeaseholdだが、形式上はリースしているという形が取られているが、最長で999年のリースが発行でき、いわばバーチャルリースと言ってもいいぐらい長い場合が多い。中には125年や99年のリースが発売当初与えられたものなどもあり、残存リース年数が短くなってしまっている物件もあるので、購入の際は必ず注意した方がいい。なぜなら、残存リース期間が65年以下になってしまっている物件には、銀行からローンの認可が下りないからである。たまに異常に安い金額で物件が販売されているようなケースがあるが、細かい記載を読むとリース期間が数十年しかないなどという事もある。将来転売する際に65年以下になっていると、バイヤーが見つからない事が多いので購入の際は100年ぐらいあると安心だ。また、残存リース年数が999年であろうが、200年であろうが、100年以上あれば、売却価格には影響しない。



LeaseholderはFreeholderが定めたDeed of Covenantという、物件の使用方法などが記載された決まり事に沿って物件を使用しないといけないが、普通のレジデンシャルの使用用途であれば問題は全くない。またLeaseholderはFreeholderに対して毎年Ground Rentという地代を払う必要がある。これも少額である事が多く、年間数百ポンドというところが多い。

Share of Freeholdとは?

前述のとおり、マンションやアパートではFreeholderの会社があり、分譲している人たちはLeaseholderとなるが、Share of Freeholdという形の所有権は、LeaseholderたちがみんなでFreeholdの会社を運営する事を意味する。これは、特にFreeholdの会社を設置するまでのスケールでもない数世帯のアパートなどに多かったりするが、マンションにもそのような形態にしているところもある。会社のようにそれぞれのLeaseholderにFreehold CompanyのShareが与えられる。

 

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